
冠婚葬祭とは、日本で古くから伝わる4種類の儀礼を指し、それぞれの文字が元服(成人を祝う儀式)、結婚、葬儀、(祖先の)祭礼を表しています。
これらはどの地域や間柄でも重要なものとされるため、マナーを守って行う必要があります。しかし、これらはどれも覚えるマナーの数が多く、また突然起こることが多いため、いきなり覚えるのは大変難しいもの。
ご祝儀や礼の方法、服装など、普段はあまり気にかけないことでも重要なマナーとして位置づけられています。社会人として生活するにあたり、いつこれらの場面に遭遇しても恥をかかないようにするには、日ごろからマナーについて学び、実際に行動できることが大切です。
現代に生きる魔法とは何か。
良好な人間関係は、人として生まれた誰しもが望むものだと思います。
そして、そういう人間関係を築く上で、著者が大切に思った物事を
小笠原礼法や冠婚葬祭の話を絡めながら、解説していく本です。
礼とは尽くすこと にほかならないのですが、
著者は平たく人間尊重と呼び、思いやりの心、うやまいの心、つつしみの心を
小笠原流の基本として説明しています。
小笠原礼法は、日本の礼法の基本のひとつではありますが、すべてではありません。
あくまで武家社会の礼法で、商人の礼法とは異なっています。
本書に掲げられている
身だしなみ/立ち居振る舞い/言葉遣い/挨拶/お辞儀/思草/会話/笑い/掃除/趣味/旅行/手紙/見舞い/祝い/祭り/感謝/志
の17テーマは、どれも日本らしさ、日本くささを持った、日本人にとってのスイッチのようなものです。
当たり前だと言われる方もいますが、どれも一筋縄にできるものではございません。
「身だしなみ」が違うだけで、ふつうの人は態度を変えますし、「立ち居振る舞い」をみて、人間の格を測りますし、
「言葉遣い」をみて、人間の洗練さを感じますし、「挨拶」をみて、親の素性まで理解しますし、
「お辞儀」をみて、尽くす心をみますし、「思草」をみて、生き方を悟りますし、
「会話」をみて、人の中身を悟りますし、「笑い」をみて、その人の気持ちをみますし、
「掃除」をみて、人間の誠実さをみますし、「趣味」をみて、会話のネタにしますし、
「旅行」をみて、人間の明るさを知りますし、「手紙」をみて、生き様をみますし、
「見舞い」をみて、人の大切さを感じますし、「祝い」をみて、人の温かみを知りますし、
「祭り」をみて、人間関係の楽しさを味わいますし、「感謝」をみて、ありがたさを感じますし、
「志」をみて、その人の心根を見るものです。
人間ですから、当たり前にできないこともたくさんあります。
それを日本のよさをテーマに再認識させてくれる良書です。
一見当たり前のことしか書かれていませんが、さまざまな文献にあたって書かれた本です。
当たり前でないこともたくさん含まれています。オススメ。
当たり前の内容
いたって当たり前の内容しか書かれていません。
ただの気休め本です。
あと、ここに高評価のレビューしてる人は出版社の自作自演ですか?
心にスッととけ込みました
「挨拶とか笑顔とか当然のことしか書いていない」という人もいたようですが…その当然のことができないから皆悩んでいるんです。これは古来から「人間関係を良くするため」の課題でした。その課題に真摯に取り組み、確かな理論と歴史に裏付けられ体系化されたものが小笠原流礼法だと私は理解しています。「思いやりの心」「うやまいの心」「つつしみの心」を形にあらわすため、挨拶や笑顔という確かな形に表現していくこと…私はスッと感じ入ることができました。
何の解決にもならない
皆さんの評価が大変高いので一読したのですが、内容的には挨拶をするとか笑顔でいるとか本来人間として当たり前の事しか書いてありませんでした。
タイトル的に人間関係がうまくいかないくて悩んでる人が読む本だと思うので、何の解決にもならないと思いました。
悩んでる人は、この本の内容程度の事は出来ていると思います。
むしろ悩んでいる人を追い詰めている周りの人が読むべき本だと思います。
人間関係で悩んでいる人をターゲットにするならば、挨拶しても無視する人にはどう対応するか、職場でいじめられ奴隷のように扱われている人間がいじめる人間に対して笑顔を向けるにはどのようなモチベーションでいればいいか、などもっと掘り下げないと無意味です。
美輪さんと江原さんを非難しているのも幼稚だと思いました。
成程
最近はほとんど人間関係には苦労しなくなったが、
「20代は大変だったよな〜」と思い出に浸ってみた。
冒頭、人間関係の難しさを表現した
夏目漱石著『草枕』の一文を挙げられていて、
いたく関心を誘われた。
その後、
・メラビアンの法則
・躾に欠かせない七つの挨拶
・笑いの重要性
・掃除福々
には感心感心。
特に第6の魔法で、マナーではなく、
「『江戸っ子のよい癖」であるという
『江戸しぐさ』は興味深かった。
読後は、まるで『お経』でも読んでいたかのような
感覚であったが、たまには種類の違う
書籍を読んでもいいかなと…
人間関係のお悩みの本としては
「愛され社員」で行こう!
も、私のオススメです。
是非ご一読を!