
結婚式や披露宴では出席者同士で食事をすることになりますが、失礼のないよう、テーブルマナーを身に付けておきたいところです。
特に洋風の食事が出る式であったり、コース形式で料理が出てくる場合は、それぞれの料理の食べ方にも注意しなければなりません。ナイフやフォークの使い方など、もう一度確認しておきましょう。
また、結婚式ではお酒が配られますが、乾杯の音頭が取られるまでは飲むのは我慢。お酒が呑めない方は、乾杯の後にグラスに口をつけるだけでも大丈夫です。
また、華やかな席ではありますが、宴会とは異なるものですので、相手にお酌などをする必要はありません。勝手に席を変えてしまうのもマナー違反となります。
記憶術で一冊あったらうれしい
本書は「インテリジェンス」にかかわる振る舞い方がテーマである。雑誌寄稿を集約したものにありがちな「後付けタイトル」感はなく、示唆に富み分かりやすい「テーブルマナー=掟」にあふれている。「レストランで女性を口説くように・・・」という編集者に設定された状況イメージで書かれただけのことはある。佐藤氏の著作としては簡潔であり、対談集が半分を占めるため、あっという間に読み終えてしまうだろう。
「野蛮人の」ともタイトルに入っているが、その対語は何であろうか?本書には特に触れられていないが、それは「組織人(=常識に縛られている人)」のことだと思った。本書では組織人の代表たる官僚をイメージしながら対談が進んでいる。AV業界を例にしながら組織のガン化を防ぐ方法が論じられているが、分かりやすい比喩ほど「組織のガン細胞」に悩まされている官僚当時者には、身につまされるのではないだろうか。
本書では著者の記憶術についても触れられている。情景というIndex(ワイングラスを口につけた・・など)に、その時の会話を引き当てて記憶してしまえば、情景さえ浮かび上がれば、自ずから記憶がよみがえる(会話を思い出せれる)という。元々、人間の記憶量は相当すごいのであるが、これを引き出すのが記憶術である、とも述べられているのには勇気をづけられた。早速自分も何か実践してみよう。
それにしても大分試行錯誤の上身に付けた記憶術であろう。これだけで一冊本を書いてほしいくらいだ。
接待費を誰にいくら使うか?
下記のコトに触れているが、
具体的に掘り下げて、詳細なスキルを披露しているわけではない。
* 誰に、いくら接待費を使えばよいか?
* 情報を引き出す
* ニセ情報に騙されない
* 状況説明と、感想を付け加える違い
* ロシア人を喜ばせる酒の飲み方
著者が体験した出来事と織り交ぜて書かれているので、
即効性のあるハウツーというよりは、物語を読むイメージが正解だ。
書籍タイトルからは想像していなかったけれど、
「AV (アダルト・ビデオ)業界に学ぶ組織論」が興味を惹く。
"AV嬢 & 恐いお兄さん"というか
"AV嬢 vs 恐いお兄さん"と表現したほうが的確なのか。
AV業界といった、ある種確立されている循環システムを、
経済性や組織構築にあてはめる、不真面目かつ真面目な内容。
佐藤優さんと、名物編集者の小峯隆生さん(宅八郎とモメてた人)
という方の対談ですが、発言はピーって音が頻繁に入るような具合、
大変不埒で面白い。
日常で使える“インテリジェンス”は、前半部に集約される
最近“インテリジェンス”というキーワードで人気のある佐藤優氏の一冊。
修羅場をくぐりぬけてきたであろう荒々しいながらも精密な知を知りたかったのだが、タイトルに沿った内容は前半部分のみだった。
後半は、鈴木宗男氏をはじめとして、面識のある政治分野の著名人との対談などが多かったため、それぞれの話題に興味があればいいかもしれないが、キャッチーなタイトルに惹かれて購入すると損をした気分になるかもしれない。
ただ、著者はこの本について、あとがきにて「テキスト」との表現を使っているので、もしかしたら佐藤氏の意図と、編集・出版側の意図の間に微妙なズレが存在したのかもしれない。
〜本文引用〜
インテリジェンスとは、生情報(インフォーメーション)に評価や分析を加え、国家の政策の遂行に役立つように活用する知的操作を加えた情報を指す(004)
「人柄を知るのに茶なら1年、酒なら1ヵ月、賭博とセックスならば1時間」(029)
同一人物と3カ月以内に3回以上、食事をすると、アルコールを伴わなくても、一応の信頼関係はできる(029)
佐藤優氏のインテリジェンスの世界観をコンパクトに
既に廃刊となった『KING』(講談社)の連載をまとめたもの。
大日本雄辯會・講談社にとって由緒ある『キング』から名称を受け継いだ『KING』は、未見でありどのような雑誌であったかは不明であるが、30代のビジネスマンを対象にしたものであったらしい。
本書の文体は、佐藤優氏の語り下し形式を主にして、掲載雑誌の読者の興味があると思われる話題を材料に用いながら、佐藤優氏の外交官経験(ソビエト・ロシア経験)から、公のルールと「野蛮人」と本書が呼ぶゲームのルールの世界のせめぎあいを描いている。
この「野蛮人のテーブルマナー」から、ビジネスを勝ち抜く情報戦術の教訓が得られるかは別として、佐藤優氏の他の著書に比較して「取っ付き易さ」は保証できる。
諜報が身近に感じられる本
本来外交上の情報収集に活用されているインテリジェンス(諜報)の技法を企業や個人など日常生活に応用しようと雑誌に連載された記事をまとめた本。
情報源の見つけ方、接待、記憶術、組織の中での生き残り方など、確かにビジネスにも応用できそうで、わかりやすくまとまっており楽しく読めました。
ハードボイルド小説読んでいるような感じですが、佐藤優さんは実際に外交官としてリアルに経験してきたことなんですよね。改めて外交官ってカッコイイなー、すごいなーと思う一冊です。